8月10日、ニコニコ生放送のトップ生主としてお馴染みの横山緑さんが新人の育成を目的とした講座企画「第1回暗黒配信塾」を実施。
ゲストとして人気ストリーマー・加藤純一さんが登場し、人気配信者になる秘訣を語りました。

零細配信者ほど間違う生配信のイロハ
「暗黒配信塾」は、ニコニコ生放送で活動歴2年以内の生主を募集し、塾長の横山緑さんがゲストと共に培ってきた生配信のイロハを伝授するという企画。
明日のスターを目指すルーキーたちが集まり、横山緑さんや加藤純一さんの講座に耳を傾けました。
遅刻してきた生徒が即刻退場させられるヒリついた雰囲気が漂う中、横山緑さんに招かれた加藤純一さんは自身が培ってきたノウハウについて語り始めます。
そこでまず、生徒へ“配信をするにあたって一番大事にしていること”を質問。
生徒からは、口々に「タイトル」や「自分が面白いと思えるかどうか」、「リスナーを大切にすること」や「リアルであるかどうか」などといった意見が集まることに。
すると加藤純一さんは、これらの声に「人気の無い奴らにありがちなコト全部ですね」「こういうこと考えてるやつは、僕は人気出ないと思います」とバッサリ。
そして、自身が思う人気配信者になる秘訣を語り始めます。

ここからは、加藤純一さんが語った5つのポイントをまとめていくわ!
パクること
加藤純一さんは横山緑さんがこれまでに行ってきた「生主ミラクル麻雀王者決定戦」や「地獄のニートウォーキング」といった企画を例に挙げ、いずれもテレビ番組の模倣であると指摘。
今回の「暗黒配信塾」についても、かつて人気を博した『ガチンコ!』(TBS系)の「ファイトクラブシリーズ」が参考にされていると紐解いていきます。
一見するとパクリは許されない行為のように思われますが、加藤純一さんは「僕もそうなんですよ。オリジナルの企画って人生で1回もやったことなくて、すべて模倣したものなんですね」とキッパリ。
さらに「リアルであるかどうか」という点については、「ウソついていいです」とズバリ。
本名や年齢、住所や職業といった個人情報を大っぴらにすることで生じるリスクは極力避けるべきだと持論を展開しました。
また模様する対象については、「自分の性質に似てるやつからパクったほうがいいんですよ」と助言。
続けて企画の方向性などを参考にするべきだとした一方で、口調を真似すると視聴者から反感を買ってしまう可能性が高くなると語ります。
声は大きく
これは加藤純一さんが最も重んじているポイントらしく、「声が小さくて人気なやつって、僕知らないっす」と言及。
ボソボソ話しているように聞こえがちな横山緑さんも、実際に会うとハキハキ喋っているそうです。
同じ例として、もこうさんやゆゆうたさんもしっかりとした声量でトークしていると加藤純一さん。
「まず、これができない人が99パーセントくらいだと思う」と解説しました。
環境によっては大きな声が出せないという意見も出ましたが、それについては「しょうがない」としつつ、「別に迷惑かけていいっすよ」とズバリ。
たしかに、かつて加藤純一さんは大声で話すが故に大家さんから何度も注意を受け、一時は雨の日しか生配信できない…といった時期もありましたね。

音質も生配信には欠かせないポイント。このマイクならタッチでミュートできるし、親フラの心配も必要ないわ!