5月25日、プロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」の『VALORANT』部門に所属するLaz選手が、Twitch上で生配信を実施。
韓国からの帰国を報告すると同時に、巷で囁かれている“引退説”について言及しました。

巷で囁かれる“Laz引退説”
Laz選手率いる「ZETA DIVISION」は、2023年3月より開幕した地域リーグ戦「VALORANT Champions Tour 2023: Pacific League」(VCT Pacific)に参加。
総当たり戦のレギュラーシーズンでは5勝4敗という成績を収め、4位でプレーオフへの進出を果たしています。
目標として掲げていた国際大会「Masters Tokyo」へ出場するにはプレーオフで3位まで勝ち残る必要があった一方、初戦のフィリピン代表「Team Secret」戦を落とす苦しいスタートに。
そして敗者側トーナメントで韓国代表「T1」に敗北したことで、惜しくも自国で開催される夢の舞台への道が閉ざされてしまいました。

この結果を受けてコミュニティはさまざまな声が上がる中、とくに目立っていたのがLaz選手の引退説。
今年11月に28歳を迎えますが、競技シーンではベテランの部類に入るため、第一線から退くのではないかと予想されているのです。
また「T1」戦の試合後に行われたインタビューで、Laz選手が発したコメントも原因の一つに。
というのも、「ZETA DIVISION」を含めリーグ戦で敗退したチームは、年内最後の大会となる「VALORANT Champions 2023」への出場権をかけた最終予選「Last Chance Qualifier」(LCQ)へ進むこととなります。
しかし、インタビューでLaz選手は「LCQ」への抱負を問われた際に、「ちょっとLCQはわからないです」とコメントを濁していました。
それも相まって、引退説がSNSを中心に出回ってしまうことに…。

「LCQはわからないです」の真意
多くのファンが心配する中、Laz選手は同日の生配信でリーグ戦を振り返り、そして自身の引退説について言及します。
「引退説出てる」というコメントに対し、Laz選手は「俺が?」と反応。
続けて、「年齢はたしかにめちゃくちゃ上の方ではあるから、勝手に(引退説が)出るんじゃないかな」と実質的に否定しました。
さらに「LCQはわからないです」という発言の真意についても、
「『Masters Tokyo』に出ましょうっていうのでやってて、敗戦直後に次の大会の話されても多分無理だわ」「『次頑張ります』にはなれないね、ちょっと」と説明。
ちなみにLaz選手の引退説が出回るのは、今回が初めてというわけではありません。
その点についても、
「事あるごとに引退、引退みたいなちょっと出てるっぽくて」「なんかアレだぞ俺。普通にやってる限り、『やーめよ』みたいのないぞ」「無理になったら辞めるけど」と改めて宣言するのでした。
Laz選手の口から引退説への否定が行われたことで、ファンは安堵した様子。
チャット欄では、「40歳プレイヤー目指そう」「Lazさんの活躍もっと見たいです!」「ずっと応援していたい」などと応援のコメントが続出していました。
なお、Laz選手以外のメンバーも日本へ帰国していると見られ、近々「LCQ」へ向けた練習を再開するとのこと。
「Champions」への切符は1枚と厳しい戦いが予想されますが、はたしてリーグ戦のリベンジを達成できるのでしょうか?
関連リンク Twitch「帰国しました。短時間」 YouTube「2023 VCT Pacific - Playoffs Day 3」