周防パトラの独立は奇跡!?事務所オーナー兼元個人勢の渋谷ハルが独自目線で解説

独立を発表した周防パトラさんのTwitterVTuber
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5月9日、「ななしいんく」所属VTuber・周防パトラさんが独立を発表。これについて「Neo-Porte」(ネオポルテ)のオーナーで、元個人勢としての経験もある渋谷ハルさんが独自の目線で持論を展開しました。

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VTuber史でも異例中の異例

2018年から活動を開始している周防パトラさんは、主にASMRや雑談、ゲームや歌を中心としたコンテンツを配信中。

耳心地の良い声質と明るく天然なキャラクターで人気を博し、2023年5月の時点でYouTubeチャンネルの登録者数は66万人を突破しています。

これは「ななしいんく」所属VTuberの中でもトップクラスの数字であり、いわば同事務所の“看板娘”だったと言っても過言でありません。

ところが、5月9日に行った生配信にて、同日付で「ななしいんく」を卒業すると報告。

さらには、キャラクターやYouTubeチャンネルの権利を買い取る形で独立し、今後は個人での活動に移ると発表するのでした。

VTuber界隈において、退所や卒業は、事実上の引退を意味していました。

基本的にアバターやYouTubeチャンネルの権利は所属事務所が有しているため、俗に言う“転生”をしたのちに活動を再開するケースも見られています。

そのため、周防パトラさんの独立は極めて異例のケースと言えるでしょう。

実際にコミュニティでも、「チャンネルやIP(?)を全部中の人が買い取って独立する、というスキームすごいな」「パトラ独立するの?すごいな企業勢からガワ持ち越しで独立許してもらえたんだ」と驚きの声が集まっていました。

渋谷ハル「いやよく出来たものだな」

そんな周防パトラさんの独立について、元個人勢で現在はVTuber事務所のオーナーとしても活動している渋谷ハルさんが5月15日に行った生配信上で言及しました。

まず独立の詳細について、「権利買うって言ってもね、当たり前だけど企業からして、『自分の権利を売ってください』って言われて、『はい、そうです』とはもちろんだけど簡単に行かないわけで…」と説明。

続けて「僕が今ネオポルテ運営もやってるからオーナー目線半分だし、元々の個人Vの目線半分で行くんだけど、いやめちゃちゃムズいはず。いやよく出来たものだな」と驚きを隠せない様子でした。

その理由の背景には、VTuberのビジネスモデルが関係している模様。

渋谷ハルさんは「いろいろな最初の初期投資全部持ってあとは企業としての信頼をお貸しするから、その代わり活動して生まれてくる収益の一部を取りますよっていうのが基本的にビジネスモデルで多い形」とした上で、「その分、移籍だとか独立だとかがすごい難しいんだよな」と事情を語っていました。

ちなみに、周防パトラさんのケースに対しては「めちゃめちゃ良いことではあるけどね」と肯定的である様子。

一方で、「やっぱ一人の成功事例を生むためにその裏には何人もの投資がある場合が多いからさ、V(VTuber)って」「みんながみんな成功って言うは簡単だけどね、現実問題なかなかそうは上手くいかないから」と体質の複雑さを覗かせるのでした。

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