プロゲーミングチーム「NOEZ FOXX」は2024年7月29日、所属ストリーマー・沖縄に行くためにさんの契約解除を発表。
この決断に、コミュニティでは賛否両論の意見が巻き起こっています。
最後に待っていた大どんでん返し
X(旧Twitter)上に投稿された声明文では、沖縄に行くためにさんとの契約を7月28日付けで解除したと発表。
「所属選手やメンバー、スポンサー、応援してくださっているファンの皆様にご迷惑をおかけすることは出来るだけ避けたいと考え、将来的に入ってくれる可能性のある選手やメンバーにも、NOEZ FOXXに入ることを誇りに思ってもらえる環境を整えるために、最終決断を下しました」
などと経緯を説明しました。
沖縄に行くためにさんは、今年5月に『VALORANT』のアカウントが永久停止(BAN)されていました。
しかし、Riot Gamesによる調査の結果、不正アクセスによるハードウェアBANだったことが明らかになっています。
このため7月18日付けで永久BAN処分は解除されており、21日からストリーマー活動を再開させていました。
コミュニティでは高い実力を誇る沖縄に行くためにさんの復帰を歓迎する声があった一方、元チーターであることから「NOEZ FOXX」の対応を批判する人も少なくはなかった印象。
さらに同チームのスポンサーへも問い合わせが相次いでいたらしく、その1社だったゲーミングチェアブランド「AIMchair(エイムチェア)」はX上で声明文を公開しています。
ちなみに今回「NOEZ FOXX」が公開した声明とは別に、公式YouTube上ではオーナー・DJふぉいさんによる報告動画が投稿されています。
そこでDJふぉいさんは「『NOEZ FOXX』は今後もやっぱちゃんとしたプロチームとして活躍していきたいし、ホントに日本一やったり世界一をちゃんと(プロチームを)創るからには目指していきたい」と話し、今年に入ってから運営陣を一新したと明かします。
続けて『VALORANT』部門や『Apex Legends』部門の活躍を挙げつつ、
「そいつらに、すげえ迷惑がかかったりするっていうのは、俺は一番あっちゃいけんこと、というか一生懸命頑張っとう人間が割りを食うみたいなのは、やっぱり一番良くないことやなって改めて俺は思い直したし…」
「そうやって所属してくれとう選手やったりメンバー始め、サポートしてくれとうスポンサーのみなさんやったり、応援してくれとうお前らやったりが、やっぱ嫌な気持ちになったりとか、心配してしまったりとか、迷惑かかったりしてしまうのは、やっぱ一番良くないし、避けないかんことやなっていうのを、オーナーとして改めてしっかりそこは考えていかなと思ったけん、こういう決断をとったっていうのは事実やし……」
などと説明し、「改めて戒めにしていけたらと思います。すみません」と謝罪しました。
コミュニティの反応は?
一連の対応に、コミュニティでは賛否両論の意見が続出。
「一度の失敗として、これからちゃんと周りから評価されるような活動が出来たらいいんじゃない?」
「プロチームとしていい判断だと思うよ」
「マネジメントとしては本当に偉い」
と肯定的な声に加え……
「途中まで擁護しといてそれは流石に沖縄が可哀想やろ」
「自社が叩かれてはじめて、スポンサー切られるのが怖いから沖縄は見捨てますはおもろすぎる」
「最初っからその対応してれば良かったのにウダウダした結果立派な言葉並べてもなんも響かんわ」
などと否定的な声も見受けられています。
失敗した未来がある若者に再度チャンスを提供したいという理念を掲げる「NOEZ FOXX」ですが、はたしてFPS界隈の理解は得られるのでしょうか?